法人概要

1969年生まれ。
京都教育大学卒業。プロサッカー選手になるべく奮闘するも夢破れ、25歳で社会福祉法人に入職。知的障がい者の入所施設、デイサービス、相談支援、高齢者のデイサービス等、様々な業務に従事する。30歳を超え「若さ」という 唯一の武器が輝きを失ってくるなか、立命館大学大学院経営学修士課程（MBA)を修了し新たな武器を手に入れる。

36歳でNPO法人に転職。障がい者の在宅就労を支援する事業に従事する。他方息子たちの保育園への送りと、お風呂に入れるという重要なミッションも担う。高いスキルを持つが障がいがあるが故に就労できない人たちが多数存在している現状に直面し、何か仕組みが作れないかと模索する日々を送る。

「一般市場に流通している商品の製造やサービスの提供に障がい者が関われる仕組みを作る事で安定した仕事の確保につながる。さらに提供する商品・サービスに専門性（付加価値）が加わればより高い収益の確保に繋がる。」との思いに至り、その仕組み作りに取りかかる。

次男の保育園への送りも終了し、具体的な取組として、有限会社時代工房のサポートのもと、株式会社スタジオニクロムを設立。定員10名の就労継続支援A型事業所を開設する。

利用者の皆さんの実直な仕事ぶりが評価され、順調に受注を伸ばし、現在は定員20名の事業所を運営する。